温泉のあるホテル

東京から程近い有名温泉地の老舗旅館に滞在したときのことです。

温泉のあるホテル

東京から程近い有名温泉地の老舗旅館に滞在したときのことです

東京から程近い有名温泉地の老舗旅館に滞在したときのことです。
ビジネスを兼ねた宿泊ではあったものの一泊10万円ほどの宿だったので、さぞかしすばらしい時間がすごせると期待していました。
当日宿に着き、歴史を感じさせる佇まいでさすが、と感慨にふけり女将さんと従業員の方のお出迎えの優雅さには感激。ここに決めて良かったと早くも思ったのでした。

さてチェックイン。一歩宿に足を踏み入れた瞬間「臭い!」。カビの匂いでした。
建物は古いながらも手入れをしつつ良い常態を保っているようなのですが、どこからともなく匂いが漂います。梅雨の時期でもないのに、とチラッと不安な気持ちがさしました。
その後部屋へ案内されると、3部屋つづきの広く質の良い内装。老舗ならではの…と。また、カビ臭い。ここで明日まで過ごせるのか、食事も、果たして眠れるのかとても心配になりました。

早速空気の入れ替えに。一階部屋のすばらしい池のある中庭が見渡せる窓を全開したところ思いもよらず、苔むした草の匂いにむせ返り即座に閉めました。
がっかりです。
気を取り直して、いざ温泉に。温泉はWEBでチェックしていたので間違いは無いはず。が、しかしやはり臭う。露天風呂の造りも含めいいお湯だっただけに残念です。
閉鎖的な造りなのか、全体的に空気にフレッシュさが無くよどんでいたのでしょうか。
せめて食事だけでも満足したいと期待をこめて挑みましたが、料理はなんとも微妙で、悪くないが美味しいと思えるものは無く、いわゆる社員旅行で利用する大衆温泉旅館の食事といえる質でした。
不満というよりがっかり感が強く、同時に深く考えさせられました。

古い=汚いは違うとはわかっていても、とても気をつけなければ限りなく近いということ。あと、名の知られた老舗旅館のブランドも、高いから良いと安心してはいけないんだと。最後に、夕食時に頼んだお酒の金額にびっくり。熱燗1合で平均的な温泉宿一泊に泊まれるほどでした!


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